大学で半期にわたって教えていたキャリア教育のプログラムが終了しました。
最後にラストメッセージとして学生の皆さんにお伝えしたのは、ぜひ自分の人生を自分で選択し、働きたいように働き生きたいように生きていくための武器を手に入れて欲しいということ。
課題解決の思考法や自己分析、ビジネスマナーなど、これまで教えてきたものは全て皆さんが社会の中で自分の人生を自分で選択して働き生きていくための武器であり、引き続きその武器を磨き続ける必要があるし、そのためには今の小さな自分の箱に入っていてはいけない。
箱から出て武器を磨いていくために、
自分自身の強みも弱みも素直に受け入れ、
やるべきことをやって、結果をあるがままに受け入れ、
自己正当化することなく思いやりの心をもって働いてくださいとお伝えしました。

ぼく自身が師匠の背中を見ていつも感じるのは、「教えるように生きよ」ということ。
魂を削って極めて質の高い教育を施し、自らも学び続け進化し続けている師匠を見ていると、
教育に携わる者としての最低限あるべき誠実さとして「教えるように生きよ」がプロトコルなんだと実感します。
学生の皆さまにラストメッセージを送りながら、
やるべきことをやって、自己正当化することなく思いやりの心をもって働くことが自分の人生を自分で選択することにつながっていくんだよなあと改めてつくづく。
教えることで気付かされることは本当に多く、
自分でも本当に実践できているのか、「教えるように生きよ」が出来ているのか自問自答することも多いですが、
やるべきことをやって、自己正当化することのないよう、思いやりの心をもってこれからも立ち続けます。