呼吸困難に陥らないためにすべきたった1つのこと

[2017年2月24日]

「ブルゾンちえみだけだと物足りなくなってきた」

 

先日、学生時代の先輩と話していると、先輩がポツリ。

「年末にテレビ見ながら、ブルゾンちえみ観て笑ってたんだけど、ふと仕事から疲れて帰宅してテレビ観て笑っている生活が、それはそれで楽しいんだけど、なんだか物足りなく感じてきた」

聞くと、別に自宅でテレビばかり観ているわけではなく、

読書したりネットで調べものをしたりしているのだけれど、

インプットばかりしていて、アウトプットの機会が圧倒的に少ないのだとか。

それがどうにも息苦しいらしい。

 

 

実は、適切にアウトプットしないと、人は呼吸困難に陥ります。それでもアウトプットできないと悩む方は多いように思います。受動的にただ情報を吸い続けることが容易に出来てしまう中で能動的に情報を吐き出すことは、一見ハードルが高く思えるのかもしれません。

情報を吸い続けることに飽きてるんですかと尋ねてみると、

飽き飽きしている、とのこと。

 

「飽きているのなら情報を吐き出せばいいじゃないですか。

吐いたらまた吸いたくなるし、そしたらまた吐きたくなりますよ」

「でもどうやって?」

「日記でもなんでも。呟くだけでもいいです」

「そんなんでいいの?」

「そんなんでいいです。誰も禁止してないです。カッコつけて立派なアウトプット出さなくても、つらつらと直感的にひらめいたものを書き留めたり、人に話すだけで、頭の中がスッキリしますよ」

ぼくは元々、学んだあとはちゃんとしたアウトプットをしなければと意気込んでしまい、結局面倒になってアウトプットをしないことも多く、それで呼吸困難に陥いることもしばしばだったので、先輩の気持ちはよく分かる気がします。

新しいことを学んだときにはその学びを定着化するためにアウトプットが必要になりますが、実は立派なアウトプットを出そうと意気込む必要はなく、ただボーっとして、そこでつらつらと思い浮かんだものをただ掴み取るだけで、ちゃんと学びは定着するし、そこで新たな気付きも得られます。

 

気楽に、直感的に、少しボーっとしてから、好きなようにアウトプットしてみてください。

情報を吸い続けることに飽きてきたけれど、アウトプットにハードルを感じている方は、ぜひ。