意思を行動で示すと点が線になる

[2018年2月10日]

出張で香港に来ている。冬だというのにコートが必要なくて驚く。かつて香港を訪れたのは9年前の夏だったので、冬がこんなにも暖かいとは知らなかった。ジャケットだけで事足りる。

 

 

それにしてもビルがにょきにょきとタケノコのように生えている。

地震がないからこそ空間を上に上に伸ばすことが出来てきたのだろうが、もしこの狭い土地が揺れてきていたらまるで違った発展の仕方を見せていたのだろうなと思う。

 

香港出張は急遽決めたことだった。

 

「来週香港に来ればキーマンを紹介できるよ」「香港? 面白そうですね、行きます」「え、本当に?」「行きます。手配や調整に1日ください、でも行きます」

 

それで本当に行ったら、そこにいらっしゃった方々が皆さん驚き歓迎してくださった。

 

「先週日本で初めて会って、OK, interestingの一言で彼は今日香港に来てる」とご紹介いただき、それを聞いた方が「その決断を間違いないものにするよ!」とまた別の方を紹介してくださった。

どうも、日本人とビジネスすると、盛り上がるのは話だけで実際には何も動かないというイメージがあるらしい。

何という言い方か忘れたが、それを揶揄する英語の言い回しもあるのだとか。

 

英語で商談するのは久しぶりで、おぼつかないところもあったが、とにかく意志を行動で示す、まずは動く、というのは大事だなと改めて感じた。

そして、とにかくギブ&ギブ&ギブ。そこから始まる。

 

 

商談が終わって、古巣であるPwCの香港オフィスに寄ってみた。「日本で新卒入社した卒業生なんですけど遊びに来ました」と言ったら、エントランスで受付のお姉さんが写真を撮ってくれた。

 

 

香港に移住したPwC時代の後輩夫婦とデロイト時代の元同僚が連絡をくれて、一緒に夕食をとった。後輩と元同僚は、いま同じ職場で働いているらしく、縁とは不思議なものだ。

 

夕食後、ABCクッキングスタジオ香港の田丸社長とご一緒して、かつてケースのお題でABCクッキングスタジオを扱っていたことなどをお話しした。

 

 

ケースの解答例を6年前にぼくと同期たちで作ったのだけれど、そのとき立てた戦略と実際がまるで違っていて、時代の変化によるものも大きいのだろうが、とにかく面白かった。

まさか6年越しに答え合わせをする日が来るとは思わなかった。

 

さいきん周りで海外移住する友人が多い。

香港に来ると点が線になるスピードが速くて、これは出張や香港に限ったことではなく、もしかしたら自国から出てアイデンティティを問われると誰しもそうなるのではないかという気がする。

そのためだけに海外で働いたり移住したりするのもいいかもしれない。