[2021年6月6日]
6/5に上智大学にてSDGs PBLの特別講演を実施しました。
毎度、世界で活躍するスペシャルなゲストにご登壇いただいいている特別講演ですが、今回のゲストはオルカラボ創設者でありシャチ研究の世界的権威であるポール・スポング博士にご登壇していただきました。
大変貴重で興味深いお話をいただいたので、ご紹介いたします。
ポール博士がどのようにしてシャチと出会い、惹かれ、没頭していったのかについて語りました。大学では人の脳を研究していたポール博士ですが、就職を機にバンクーバー水族館で飼育されていたシャチの行動研究を始め、人よりも遥かに大きな脳を持つシャチに大きな興味を持ちます。
研究を通じシャチとコミュニケーションを取るようになり、彼らに共感するようになったポール博士が「スカナ(水族館で飼育するシャチ)を彼女の家族に戻すべきだ」と水族館に主張し、職を失い、当時無人島だったハンソン島に野生シャチの調査施設を建てたことがオルカラボの始まりです。