大手系列 学生支援サービス企業


背景


クライアント企業は会社全体の売り上げや業務の生産性が低下していた一方で、一部新規事業の業績は伸びていました。

そこで、既存事業の効率化や総合提案営業の強化による業績の立て直しを図るだけではなく、既存のリソースを生かしてさらに新規事業の開発を推進することにしました。

まず新規事業を生み出し続ける企業風土作りを掲げ、新人事評価制度の策定・施行に着手しましたが、さらなる風土改革のために新規事業開発の実践を通じたプロジェクト型の人材開発に取り組むことにしました。

そこでクライアント企業はプロジェクト推進、組織改革や人材開発に強みを持つMAP Uに支援を依頼しました。

実施内容


MAP Uはインプット支援・プロセス支援・アウトプット支援の3つの手順で新規・既存事業活性化プロジェクトの立ち上げから完了までをご支援いたしました。
プロジェクトの一連の流れを通じてOJTすることで、クライアント企業の風土改革、人材開発を推進しました。

ご支援範囲

最初に2日間の全体集合研修によるインプット支援を実施しました。
学びを深め定着させるために、研修は実践や体験を混じえたワークショップ形式で行いました。
チームビルディングや課題発見・解決の思考法、プロジェクトマネジメント等の新規事業立ち上げ・既存事業活性化に必要なスキルとマインドの習得をご支援いたしました。

次にプロセス支援を実施しました。
経営陣との討議・検討を通じてクライアント企業の実際の経営課題をテーマにした新規・既存事業活性化プロジェクトの複数同時立ち上げを行いました。
そして、研修期間中の簡易アセスメントを参考に各メンバーを適正なプロジェクトにアサインいたしました。

最後にアウトプット支援を行いました。
プロジェクトに適正メンバーをアサインしただけではうまく推進することができません。
プロジェクトを推進していくのに必要なスキルやマインドはインプット支援の際にお渡ししていますが、実際にプロジェクトを推進していく中で何度もアウトプットを繰り返すことで単なる知識を使えるスキルへと昇華させる必要があります。

アウトプット支援として定期的にプロジェクト進捗報告会を実施し、進捗状況に対してフィードバックを実施することでスキルをさらに向上させ、今後メンバーが自律的に課題を解決できるようご支援いたしました。

また、プロジェクト進捗報告会の目的はクライアント企業社員のスキル向上を図ることだけではありません。
進捗報告に対して適切なフィードバックを実施し、コンサルティングすることで、課題の解決をご支援いたしました。

プロジェクトの一連の流れを通じて人材開発、新規事業創出や既存事業の効率化の効率化を図ることで風土改革創りの実現をご支援いたしました。

結果


クライアント企業の社員が事業立ち上げ等に必要なスキルとマインドを習得することができました。

既存事業活性化含め計5つのプロジェクトを立ち上げ・推進することができ、成果が出たプロジェクトは定常業務に組み込まれました。

また、事業所を越えたメンバーで構成されたプロジェクトも複数あり、拠点間のつながりが生まれ組織が一丸となって目標に向かう姿勢が醸成されました。

プロジェクトを通じて、コミュニケーションや社内での情報共有の重要性を痛感し、今後の成長への鍵となる気づきや学びを得ることができたというお声をいただいております。

(アソシエイト 新井)